日本エフ・セキュアは、スパム対策機能などを強化したLinux上で動作するウイルス対策ソフトの新バージョン「F-Secureアンチウイルス Linuxゲートウェイ Ver2.10」を発表した。
日本エフ・セキュアは12月20日、Linux上で動作するウイルス対策ソフトの新バージョン、「F-Secureアンチウイルス Linuxゲートウェイ Ver2.10」を発表した。
F-Secureアンチウイルス Linuxゲートウェイは、電子メールやWeb、FTP経由で侵入を試みるウイルスを検出、削除するウイルス対策ソフト。新バージョンでは、SMTPのウイルス検査を高速化した最新ウイルス検査エンジンを搭載したほか、スパム対策機能を強化した。文字列による検査のほか、ホワイトリスト/ブラックリスト、RBL(Realtime Blackhole List )やSURBL(Spam URI Realtime Blocklists)による検査が可能だ。
またオプション機能として、仮想IPアドレスを用いた負荷分散/冗長構成が可能だ。
F-Secureアンチウイルス Linuxゲートウェイ Ver2.10の対応ディストリビューションはRedHat Enterprise Linux、RedHat、Miracle Linux、TurboLinux、SuSE、Vine、Debian、Cobaltなど。価格は25ユーザーで11万7000円から、冗長構成オプションは1サーバあたり40万円となっている。
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