プロジェクト開発を支援するSerena TeamTrack、日本語版で2月に参入

プロジェクトの成功率が上回らないのは何故だろう? セレナソフトはその回答となる、管理フレームワーク実装のアプリケーションを日本語化し、2月に発売。

» 2004年12月27日 12時16分 公開
[ITmedia]

 開発環境の管理を担う「Serena TeamTrack 6.2 日本語版」(以下、TeamTrack)が2005年2月1日に登場する。開発元米Serena Softwareは、2004年5月に管理ツール「Merant Professional」の米Merant Internationalを買収。TeamTrackへの統合を実現した。

 「TeamTrackは、XMLを用い、既存の開発環境との連携を重視する。管理フレームワークによって競合を寄せ付けない完成度」と語るのは、米Serena Software副社長のジェイムズ・ロジャース氏。国内展開についてインタビューに応じたロジャース氏は、アプリケーション開発におけるライフサイクルマネジメントについてを語り、プロジェクト開発の際に起こる問題や解決をチーム間で共有、そのためにベストプラクティスとなり得るのがTeamTrack、と言及する。

プロジェクト開発の成功率は極めて低いのが現状。管理フレームワークを実装するTeamTrackが支援可能と語るロジャース副社長

 同社プロダクトの特徴は、Serena Application Framework for Enterprise(通称、SAFE)と呼ばれる管理フレームワークを提唱し、これを実現するアプリケーションがTeamTrackという点。米国で定評のある管理フレームワークを、いよいよ日本語版として投入できることに期待をしているという。

プロジェクトマネージャ(管理者)などの管理者権限を持つユーザーと、一般ユーザー(エンジニア)によってログイン後のメニューが異なる
エンジニアごとにプロジェクト内の進捗を管理できる

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