プロジェクトの成功率が上回らないのは何故だろう? セレナソフトはその回答となる、管理フレームワーク実装のアプリケーションを日本語化し、2月に発売。
開発環境の管理を担う「Serena TeamTrack 6.2 日本語版」(以下、TeamTrack)が2005年2月1日に登場する。開発元米Serena Softwareは、2004年5月に管理ツール「Merant Professional」の米Merant Internationalを買収。TeamTrackへの統合を実現した。
「TeamTrackは、XMLを用い、既存の開発環境との連携を重視する。管理フレームワークによって競合を寄せ付けない完成度」と語るのは、米Serena Software副社長のジェイムズ・ロジャース氏。国内展開についてインタビューに応じたロジャース氏は、アプリケーション開発におけるライフサイクルマネジメントについてを語り、プロジェクト開発の際に起こる問題や解決をチーム間で共有、そのためにベストプラクティスとなり得るのがTeamTrack、と言及する。
同社プロダクトの特徴は、Serena Application Framework for Enterprise(通称、SAFE)と呼ばれる管理フレームワークを提唱し、これを実現するアプリケーションがTeamTrackという点。米国で定評のある管理フレームワークを、いよいよ日本語版として投入できることに期待をしているという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.