ソフトエイジェンシー、ルーマニア製のLinux向けアンチウイルスソフトを発売

ソフトエイジェンシーは、ルーマニアのSOFTWINが開発したLinuxサーバ向けのウイルス対策ソフトウェア「BitDefender」の販売を開始する。

» 2005年01月12日 17時38分 公開
[ITmedia]

 ソフトエイジェンシーは1月17日より、Linuxサーバ向けのウイルス対策ソフトウェア「BitDefender」の販売を開始する。ルーマニアのセキュリティ企業であるSOFTWINが開発したもので、用途に応じて2種類がリリースされる。

 1つは、メールサーバ向けの「BitDefender for Linux Mail Servers」だ。Sendmail、Qmail、Postfixといった主要なメールサーバに対応しており、メール経由で感染を広めるウイルスをサーバレベルで検出、ブロックする。アドオンとしてスパム対策サーバを組み合わせることも可能だ。ライセンス価格は25ユーザーの場合で3万7300円から。

 もう1つは、Samba 3に対応したファイルサーバ向け対策ソフトの「BitDefender for Samba File Servers」である。LinuxだけでなくWindowsやDOS、UNIXのウイルスやトロイの木馬などについても検出が可能だ。価格は1サーバあたり4万8900円から。

 いずれもWebベースの管理インタフェースが提供され、インターネット経由で定義ファイルやエンジンのアップデートが可能だ。対応ディストリビューションはRedHat Enterprise Linux、SuSE、Mandrake、Debian、Slackware、Gentoo、Fedoraとなっている。

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