Intelと中国のZTE、WiMAXで提携

» 2005年01月13日 08時31分 公開
[ITmedia]

 米Intelと中国の通信機器大手ZTEは1月12日、WiMAX(802.16)を使ったブロードバンドワイヤレスインフラの提供に関する提携を発表した。

 WiMAXは固定と携帯電話ネットワークの両方で高速ブロードバンド接続を提供できる無線通信の標準規格。IntelではIEEE 802.16-2004(旧称IEEE 802.16REVd)および新規格のIEEE 802.16eに対応したチップの開発に当たっており、ZTEは今回の提携に基いて、このチップを採用したインフラと顧客構内設備(CPE)の開発・導入に当たる。

 両社共同で802.16をベースとしたネットワーク向け規格の開発と推進に当たるほか、主要国の当局とも協力して、WiMAX技術を使ったブロードバンドサービス用の無線周波数帯確保を目指す。

 ZTEでは年内に中国、東欧、東南アジアのキャリアと共同で、802.16-2004をベースとしたネットワークの初期導入に着手する。2006年半ばには802.16eネットワークの実地試験に入る計画。(→詳細記事)

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