Red Hat、SUSEなどがセキュリティアップデート

Red Hat、SUSE、MandrakeSoftは、「極めて深刻」な脆弱性5件を含む修正アップデートをリリースした。

» 2005年01月14日 08時53分 公開
[ITmedia]

 Red Hat、SUSE、MandrakeSoftは1月13日、Linux関連の脆弱性を修正するアップデートをリリースした。このうちSecuniaのアドバイザリーで「極めて深刻」と評価されたアップデートは計5件に上っている。

 Red Hatがリリースした「極めて深刻」レベルのアップデートでは、libtiffの問題、xpdfの問題、lesstifの問題をそれぞれ修正。いずれも脆弱性を悪用されるとシステムを制御されてしまう恐れがある。

 SUSEのアップデートでは複数の脆弱性に対処している。これらを悪用されるとDoS攻撃やクロスサイトスクリプティング攻撃を誘発したり、システムを制御されてしまう可能性があるという。

 MandrakeSoftのパッチはimlibのアップデートに関するもので、複数の脆弱性を修正。悪用されるとDoS攻撃を誘発し、リモートからのアクセスを許す恐れがある。

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