Webページの改ざん検知から自動復旧までを実現する「Webエイド」

富士通富士通SSLは、Webサイトの改ざんを検知し、自動的に復旧するシステム「Webエイド」の販売を開始した。

» 2005年01月24日 18時26分 公開
[ITmedia]

 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は1月24日より、Webサイトの改ざんを検知し、自動的に復旧するシステム「Webエイド」の販売を開始した。

 Webエイドは、Webページの改ざんを検知/復旧させるシステム「isAdmin for Web Pro」を提供するJNSの協力を得て提供されるサービス。富士通SSLが提供しているコンテンツ管理製品「Webコアシリーズ」とisAdmin for Web Proを組み合わせ、Webページに対する改ざんを速やかに検出し、同時に自動復旧させる。合わせて、Webエイドの導入支援サービスも提供される。

 このシステムでは、監視対象となるWebサーバとコンテンツ管理サーバとの間に改ざん対策サーバを設置。改ざん対策サーバは定期的にコンテンツを取得し、改ざんが加えられていないかどうかのチェックを行う。もしコンテンツに改ざんが加えられていると判断した場合は、サイト管理者に事実を報告するとともに、Webコアシリーズと連携して正しいコンテンツへの自動復旧作業を行う。

 環境に合わせて、改ざん検知の範囲や期間、報告形式や自動復旧に関する設定が可能なこと、Webサーバ側に専用エージェントなどをインストールする必要がなく、容易に導入できることなどが特徴だ。

 Webエイドの価格は50万円、導入支援サービスは30万円。富士通SSLでは今後も、Webサイトの運用/活用を支援する「サイト分析サービス」「著作権保護サービス」や「Webサーバの集中監視サービス」などの提供を計画している。

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