イーセキュリティ・ジャパンとビートラステッド・ジャパンはフィッシング対策に関して提携を結んだ。
イーセキュリティ・ジャパンとビートラステッド・ジャパンは2月1日、フィッシング対策に関して提携を結んだことを発表した。
イーセキュリティ・ジャパンでは、専用プラグインやPKIベースの双方向認証を通じて正規のサイトであることを確認し、偽サイトによるフィッシング行為を防ぐシステム「PhishSafe」を販売している。一方ビートラステッド・ジャパンは、SSL暗号化や電子署名、ワンタイムパスワードを併用した二要素認証といった多段階のステップを通じてフィッシング対策を行う「PhishDetect」を提供済みだ。
両社は、双方のフィッシング対策システムを組み合わせることで、フィッシング詐欺を仕掛ける偽メールの受信時から、不審なWebサイトへのアクセス、パスワードなど重要な情報の入力時にいたるまでをカバーする、総合的なフィッシング対策が可能になるとしている。
今後は技術協力を進めるほか、共同セミナーの開催や共同プロモーションの実施をはじめ、マーケティング面で協力。フィッシングに関する市場啓発と対策ソリューションの普及を図る。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.