プロアクティブ防御機能を追加した「Webwasher」新バージョン

バーテックス リンクは、新種のウイルスやワームに対処するプロアクティブ機能を追加したコンテンツセキュリティ製品の新バージョン、「Webwasher V5.1」の出荷を開始した。

» 2005年02月01日 18時55分 公開
[ITmedia]

 バーテックス リンクは2月1日より、アンチウイルスやコンテンツフィルタリング、電子メールフィルタリングといった機能を提供するコンテンツセキュリティ製品の新バージョン、「Webwasher V5.1」の出荷を開始した。

 Webwasherは、「AntiVirus」「Content Protection」「URL Filter」「Anti Spam」、それにSSL暗号通信についてもコンテンツスキャンを実現する「SSL-Scanner」という5種類のモジュールから構成されるセキュリティ製品。ニーズに応じて、インスタントメッセンジャーのフィルタリングを行う「Instant Massage Filter」やレポーティング機能を提供する「Content Reporter」といったモジュールを組み合わせることができる。

 新バージョンではフィルタ機能が強化されたほか、アンチウイルス/コンテンツフィルタリングを提供する「AntiVirus」および、電子メール/コンテンフィルタリングを行う「Content Protection」の各モジュールに、プロアクティブスキャン機能が追加された。ヒューリスティックスキャンやサンドボックスでのコード検証を通じて、例外的な行動を起こすコードや悪意あるコードの検出と削除/中和を行うという。

 同社はこの新バージョンにより、パッチや回避策が存在しないままリリースされるゼロデイアタックや、定義ファイルが提供される前の新種のウイルス、ワームの侵入を、ゲートウェイ部分で防ぐことができるとしている。50ユーザーの場合の価格は、Anti Virusが29万3000円、Content Protectionは43万2000円など。

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