悪質なスパイウェア、3カ月で激増

EarthLinkの調査によれば、10〜12月の3カ月で悪質なスパイウェアなどが激増しており、昨年1年間で発見された迷惑ソフトの総数は約1億1650件に上る。

» 2005年02月05日 07時34分 公開
[ITmedia]

 悪質なスパイウェアやシステム監視ツール、トロイの木馬が10〜12月の3カ月で激増したことが、米インターネットサービスプロバイダー(ISP)のEarthLinkがこのほど発表した調査で分かった。

 同社は昨年1月以来、コンシューマーのPCに仕掛けられたスパイウェアについて継続調査を実施。スパイウェア検出アプリ「SpyAudit」のスキャンによって発見された件数は、昨年10月から12月にかけてシステム監視ツールが230%、トロイの木馬は114%と激増したという。

 昨年1年間で発見されたスパイウェア、アドウェアおよび潜在的な迷惑ソフトの総数は約1億1650件。SpyAuditの1回のスキャンにつき平均25件が見つかった計算になるという。

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