ネットワン、仮想化機能を搭載した統合アプライアンス「iPolicy」を発売

ネットワンシステムズは、仮想化機能を搭載し、複数のポリシーを設定、運用できるセキュリティアプライアンス製品「iPolicy」の販売を開始する。

» 2005年02月07日 16時43分 公開
[ITmedia]

 ネットワンシステムズは2月8日より、企業のほか通信事業者、データセンターなどをターゲットとしたセキュリティアプライアンス製品、「iPolicy」の販売を開始する。

 iPolicyは、米iPolicy Networksが開発したセキュリティアプライアンスで、規模に応じて4モデルが用意されている。ファイアウォールやVPNのほか、IDS/IPS(不正侵入防御)機能やURLフィルタリング、アンチウイルス、アンチスパムといった複数のセキュリティ機能を搭載する。

 特徴は、各機能の仮想化(バーチャル化)が可能で、各セグメントごとに異なるセキュリティポリシーを設定できることだ。企業ならば部署や拠点ごと、またISPならば顧客ごとに環境や用途に合わせたポリシーを設定できるため、運用、管理に要する負荷やコストを削減するという。複数の異なるポリシーを設定していてもパフォーマンスの劣化を抑えることができる点も特徴という。

 価格は、最大10バーチャルシステムに対応できる「iPolicy 2000シリーズ」が98万円から、最大250バーチャルシステム、2.4Gbpsのスループットに対応する「iPolicy 6000シリーズ」は1400万円から。ネットワンシステムズによれば、NRIデータサービスがマネージド型セキュリティサービスの提供を目的に、iPolicyの導入を検討しているという。

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