UFJカード会員がフィッシング詐欺被害か

UFJカードによると、ルーマニアなどで偽造カードによる不正キャッシングが発覚。フィッシングでカード情報を集めたと見ている。

» 2005年02月07日 17時25分 公開
[ITmedia]

 UFJカードは2月7日、同社のクレジットカード会員がフィッシング詐欺の被害に遭った可能性があることを明らかにした。偽造カードによるキャッシングで約150万円が不正に引き出されたという。

 同社によると、2004年9月から10月にかけ、ルーマニアなどで偽造カードの使用が発覚。調べたところ、33人のカードが偽造され、うち8人のカードでキャッシングが不正利用され、総額約150万円が引き出されていたという。

 同社は偽造されたカードの情報について、架空のメールなどで誘い、偽サイトでカード番号などの入力を促すフィッシング詐欺により不正に収集されたと見ている。

 同社は「カード番号や暗証番号などを入力するよう依頼するメールを送信することはない。万が一こうしたメールを受信しても、返信や記載URLへのアクセスなどは決してしないよう気を付けてほしい」と呼び掛けている。

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