双日システムズ、米Authenexの認証システム「ASAS」を発売

双日システムズは米Authenexと総販売代理店契約を結び、同社の認証システム「Authenex Strong Authentication System(ASAS)」の販売を開始する。

» 2005年03月22日 19時44分 公開
[ITmedia]

 双日システムズ(SSC)は3月22日、米Authenexと総販売代理店契約を結び、同社が開発したセキュリティ製品群の日本市場向け販売を行うことを発表した。第1弾として、ユーザー認証を強化する「Authenex Strong Authentication System(ASAS)」の販売を開始する。

 ASASは、サーバおよびWindows対応のクライアントソフト、それにUSBトークン「Authenex A-Key」から構成される認証システム。IDとパスワードだけでなく、USBトークンという「もの」を加えた二要素認証を実現し、リモートアクセスやWebアクセス時、LAN接続時の認証を強固にする。ワンタイムパスワードを組み合わせ、認証をさらに強化することも可能だ。

 RADIUS、LDAPなどとの連携が可能で、既存のシステムとの統合が容易なことが特徴。ファイアウォール/VPN製品に関しては、Juniper(NetScreen)製品やSSL VPN製品との接続が確認されているほか、近日中にCheck Point、Cisco VPN、Nortelの各製品をサポートする計画だ。

 さらに、PCのハードディスクドライブを暗号化する「HDLock」など、Authenexの他の暗号化製品との組み合わせも可能という。

 SSCでは初年度約6万本、2006年度には約12万本の販売を目指す。

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