トレンドマイクロがWebフィルタリングソフトの新版、持ち出しPCも管理可能に

トレンドマイクロは、社外に持ち出されたPCについても管理が行えるWebフィルタリングソフトの新バージョン「InterScan WebManager 3.5」を発表した。

» 2005年04月07日 17時39分 公開
[ITmedia]

 トレンドマイクロは4月7日、Webフィルタリングソフトの新バージョン「InterScan WebManager 3.5」を発表した。

 InterScan WebManagerは、企業ゲートウェイ部分でWebアクセスを管理し、Web経由で侵入を試みるウイルスを検出するほか、リストを元に業務に無関係なサイトや有害サイトへのアクセスをブロックするソフトウェア。Webメールや掲示板へのアクセス、書き込みを制限することも可能だ。

 新バージョンでは、社内のPCだけでなく、社外/自宅に持ち出されるノートPCについてもWebアクセスを管理できるようにする「エンドポイントモジュール」が追加された。これを管理対象のノートPCにインストールすることで、端末が社外に持ち出された際にもインターネット上の情報を参照してフィルタリングが実行されるほか、履歴が記録される。このモジュールはWindows 2000/XP上で動作する。

 また、被害が広がっているフィッシング詐欺への対策として、個人情報の入力を促すようなURLを規制リストに追加し、閲覧を規制できるようにする。

 InterScan WebManager 3.5の価格は、30ライセンスで24万9900円、エンドポイントモジュール込みの場合は32万4870円。別途アカデミックライセンスも用意されている。5月11日より販売を開始し、1年間で6億円の販売を見込む。

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