富士通SSLは、米TerosのWebアプリケーションセキュリティアプライアンスを用いて企業Webサイトをさまざまな攻撃から保護する「Webセキュリティ強化サービス」を開始する。
富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(富士通SSL)は4月27日、米TerosのWebアプリケーションセキュリティシステム「Terosセキュア・アプリケーション・ゲートウェイ」を活用して企業Webサイトをアプリケーションレベルのさまざまな攻撃から保護するための「Webセキュリティ強化サービス」を提供することを明らかにした。
同社はこれまで、企業Webサイトの運用支援サービスとして、ファイアウォールや不正侵入予防システムの適用、負荷分散システム構築といったサービスを提供してきた。今回提供されるWebセキュリティ強化サービスは、クロスサイトスクリプティングを利用した攻撃や改ざん、個人情報の漏えいといった脅威から、Webサイトを守ることを目的としている。
特徴は、アプライアンス製品であるTerosセキュア・アプリケーション・ゲートウェイを導入するため、既存のWebサイトやシステム構成に変更を加えることなく、脆弱性対策を実施できることだ。
価格は、製品本体が450万円から。コンサルティングサービスは100万円から、また導入サービスは150万円からとなっており、5月9日より提供を開始する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.