ALSIがURLフィルタリングソフトを強化、PC持ち出し時の規制も可能に

アルプス システム インテグレーションは、PC持ち出し時にも規制が可能なURLフィルタリングソフトの新バージョン「InterSafe ver3.5」の販売を開始した。

» 2005年06月16日 15時34分 公開
[ITmedia]

 アルプス システム インテグレーション(ALSI)は6月16日より、URLフィルタリングソフトの新バージョン「InterSafe ver3.5」の販売を開始した。

 InterSafeは、独自のデータベースに基づき、有害サイトや本来の業務とは関わりのないWebサイトへのアクセスをブロックするフィルタリングソフトウェア。データベースは目視により更新されており、これまでに約3200万ページが登録されているという。

 新バージョンでは新たに、クライアントモジュール(End Point Module:EPM)が追加された。これを各クライアントPCにインストールすることにより、自宅や出先など、学外/社外にPCを持ち出した場合でも有害サイトへのアクセスを制御できる。どんなWebサイトにアクセスし、どのくらいのデータを転送したかといった利用ログの取得も可能だ。

 さらに、ユーザーの同意なしに送られてくるスパムメール中に記されているURLへのアクセスをブロックすることで、フィッシングの被害を未然に防ぐ機能も追加されている。

 InterSafe ver.3.5のライセンス価格は、1年契約/25ユーザーで20万7900円から。別途アカデミック版も用意されている。同社では企業や官公庁、教育機関を対象に、初年度20億円の売り上げを見込む。

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