日立ソフト、小型化図った指静脈認証システム「静紋J200」

日立ソフトは、指の静脈パターンを用いて本人を認証する指静脈認証システム「静紋」に、小型の新モデル「静紋J200」を追加した。

» 2005年06月22日 17時51分 公開
[ITmedia]

 日立ソフトウェアエンジニアリング(日立ソフト)は6月22日、指の静脈パターンを用いて本人を認証する指静脈認証システム「静紋」に、小型の新モデル「静紋J200」を追加した。

 静紋は、身体内部の静脈パターンを用いて認証を行うシステム。指静脈認証は、指紋など他のバイオメトリクス技術に比べ偽造が困難であり、高い認証精度を実現するほか、読み取る部分が非接触型となっているため心理的抵抗感が低いことが特徴だ。

 新製品はこれまでのシステムに比べ装置を小型化したほか、標準でWindowsログオン認証に対応した。他のアプリケーション/システムとの連携を考える顧客にはオプションとしてソフトウェア開発キットが提供される。また、同社が提供するセキュリティ/情報漏えい対策ソフト「秘文」のうち「秘文AE Authentication」と連携しての認証も可能だ。

 静紋J200の価格は4万1790円。6月30日より出荷を開始する。

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