IDG 速報
2005/06/22 18:58 更新


Seagate、HDDに暗号化技術を搭載へ

Seagateは来年から、HDDにオプションとして暗号化技術を組み込む。この技術はHDDに書き込まれるすべてのデータを自動的に暗号化する。(IDG)

 米Seagate Technologyは来年、ノートPC窃盗犯がデータを盗みにくくするHDD向けセキュリティ技術を出荷開始する。同社が6月21日に明らかにした。

 「Hardware-Based Full Disc Encryption(FDE)」と呼ばれるこの技術は、HDDに書き込まれたすべてのデータを自動的に暗号化すると、同社の戦略的マーケティング担当上級ディレクター、マーク・パスター氏は説明する。

 「データがHDDに格納される前に暗号化される。HDDを盗んでデータを吸い出しても、その内容は分からない」(同氏)

 暗号化には広く使われている暗号化標準Triple DESを使う。

 Seagateは初め、FDE技術を2.5インチHDD「Momentus 5400」シリーズのオプションとして提供する。このシリーズは来年前半にノートPC向けに出荷開始される予定だ。

 「ノートPCには、たくさんのビジネス旅行者に利用されており、簡単に紛失・盗難に遭うという2つの重要な特徴がある。ノートPCを守ることが当社の第一の優先事項だ」(パスター氏)

 この技術はMomentus 5400シリーズの40G、80G、120GバイトHDDに搭載されてノートPCメーカーに提供される。パスター氏によると、FDE技術を組み込んだHDDは、同技術を採用していないMomentus 5400シリーズのHDDと性能は全く同じだが、値段は少し高いという。この製品の価格は明らかにされていない。

 SeagateはMomentus 5400シリーズのHDDの約10%にFDE技術が搭載されると見積もっている。この機能の人気が高まれば、同社はこのオプションを幅広いHDDに拡大するつもりだ。

 同社はFDE技術に加えて、顧客が指紋スキャナなど同社技術と連係する独自のセキュリティ機能を加えられるようにするソフトウェアツールも提供する。

[IDG Japan]

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