未知のウイルスによる情報漏えいを防ぐソリューション、NTTデータ経営研究所らが提供

NTTデータ経営研究所とハミングヘッズは、あらかじめ登録したアプリケーション以外の動作を禁止することで、未知のウイルス/ワームによる情報漏えいを防ぐソリューションを開発し、コンサルティングサービスを開始する。

» 2005年06月28日 20時15分 公開
[ITmedia]

 NTTデータ経営研究所とハミングヘッズは6月28日、あらかじめ指定したアプリケーション以外の動作を禁止することで、未知のウイルス/ワームへの感染や情報漏えいを防ぐソリューションを開発したことを明らかにした。7月より共同で、同ソリューションを導入/活用するためのコンサルティングサービスを開始する。

 このソリューションは、ウイルス対策ソフトや企業ゲートウェイに配置されたファイアウォールでは防御が困難な新種のウイルス/マルウェアの侵入と、それによる情報漏えいを防ぐことを目的に開発された。パーソナルファイアウォールと同じようにホスト内で動作し、あらかじめ登録されたアプリケーション以外の動作を制限することで、外部への不正な情報送信/漏えいをブロックする。

 導入に際してのセキュリティポリシー策定をはじめとするコンサルティングはNTTデータ経営研究所が担当。ハミングヘッズは情報漏えい対策ソフトおよびソリューション導入のサポートを行う。

 両社は同ソリューションを、企業内で利用されるクライアント端末だけでなく、Webサーバなど外部の脅威にさらされる部分に向けても販売していく。Windows 98以降のWindowsプラットフォームに対応しており、価格は個別見積もり。

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