エアーがDBセキュリティアプライアンスの新版、ファイアウォールモデルも

エアーは、米Guardiumが開発したデータベースセキュリティアプライアンスの最新版「SQL Guard V4.0J」を発表した。

» 2005年07月07日 20時50分 公開
[ITmedia]

 エアーは7月7日、米Guardiumが開発したデータベースセキュリティアプライアンスの最新版、「SQL Guard V4.0J」を発表した。

 SQL Guardは、ネットワークスイッチやクライアントと、データベースサーバ間のトランザクションをミラーリングして内容を解析し、ポリシーに反するアクセスが含まれていないかどうかを検査する製品。リアルタイムにアクセスを監視、解析し、監査証跡を支援する。Oracle 8i/9i/10gのほかIBM DB2、Microsoft SQL Server、Sybaseの各データベースに対応している。

 新バージョンでは新たに、インライン型の「データベースファイアウォール」が追加された。ポリシーに反するリクエストをリアルタイムに検出し、警告するだけでなく、その場でブロックできるようになる。「SQL Guard G3000」と、ハイアベイラビリティ構成に対応した「SQL Guard G3000D」の2種類があり、価格はそれぞれ546万円、819万円。

 V4.0Jではまた国際化対応も図られ、日本語で定義されたデータベースオブジェクトや日本語を含んだSQL文の監視も可能になったという。SQL Guard V3.6Jのユーザーは、無償でV4.0Jのソフトウェアへのアップグレードが可能だ。

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