日立の暗号化ソフト「秘文シリーズ」「JP1/秘文」とシマンテックの最新のセキュリティソフトを同一PCにインストールすると、暗号化/復号化機能が正しく動作しない問題に対し、回避ツールが公開された。
日立製作所や日立ソフトは7月26日付けで、暗号化ソフト「秘文シリーズ」「JP1/秘文」とシマンテックのセキュリティソフト「Symantec AntiVirus Corporate Edition 10.0(SAVCE 10.0)」「Symantec Client Security 3.0(SCS 3.0)」を同一PCにインストールすると、暗号化/復号化機能が正しく動作しない可能性があるという問題に対し、シマンテックより回避ツールが公開されたことを明らかにした。
この問題は、Windows 2000/XPの環境で、秘文とSAVCE 10.0/SCS 3.0を同一PCにインストールした場合に秘文の暗号化/復号化機能が正しく動作せず、場合によっては暗号ファイルが破壊される可能性があるというもの。SAVCEやSCSのそれ以前のバージョンでは発生しない。
両社およびシマンテックでは、Webサイトに記されている手順に沿って回避ツールを適用してほしいとしている。
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