センチュリー、802.1x EAP認証対応の小型RADIUSサーバに上位機種

センチュリー・システムズは、802.1xのEAP認証メソッドに対応した小型RADIUSサーバアプライアンスの上位機種「FutureNet RA-630」を発表した。

» 2005年08月19日 20時44分 公開
[ITmedia]

 センチュリー・システムズは8月19日、802.1xのEAP認証メソッドに対応した小型RADIUSサーバアプライアンス「FutureNet RA-630」を発表した。価格は37万8000円で、9月1日より出荷を開始する。

 FutureNet RA-630は、2003年8月にリリースされた小型RADIUSサーバ「FutureNet RA-350」の上位機種。RA-350同様、RADIUS認証および802.1x EAP-MD5、EAP-TLS、EAP-PEAPの各方式をサポートし、有線/無線にまたがるユーザー認証を実現する。EAP-TTLS方式も秋にサポートする計画だ。これら認証を行う際に必要となる電子証明書を発行するため、プライベート認証局(CA)としての機能も搭載している。

 特徴は、同社のVPN対応ブロードバンドルータ「FutureNet XR シリーズ」との連携機能を備えていること。FutureNet XR シリーズのゲートウェイ認証/IPSec機能と連動し、認証情報の受け渡しなどを行える。

 FutureNet RA-630は内部に最大1000ユーザーまでの情報を格納でき、11月にはActive Directoryと連携してのユーザー情報管理をサポートする予定だ。また、アベイラビリティ向上のため冗長構成もサポートする。

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