ミラクル・リナックスら3社、Linuxベースの高信頼DBシステムで協業

ミラクル・リナックスと日本オラクル、ドットヒルシステムズの3社は、高い信頼性/可用性を備えたLinuxベースのクラスタソリューションの提供に向け協業する。

» 2005年08月25日 17時45分 公開
[ITmedia]

 ミラクル・リナックスと日本オラクル、ドットヒルシステムズの3社は8月25日、高い信頼性/可用性を備えたLinuxベースのクラスタソリューションの提供に向け協業することを発表した。

 協業を踏まえて3社は、各々の製品を組み合わせた「高信頼DBクラスタ・ソリューション」の提供を開始する。同時に、セミナーやイベントの実施や動作検証といった分野で共同マーケティング活動を展開していく。

 高信頼DBクラスタ・ソリューションは、富士通のIAサーバ「PRIMERGY」をハードウェアプラットフォームとし、ドットヒルシステムズのストレージ製品「SANnet IIシリーズ」を組み合わせている。さらにMIRACLE LINUX V3.0とNECのクラスタ構築ミドルウェア「CLUSTERPRO」をバンドルした「MIRACLE CLUSTERPRO」の上に、日本オラクルの「Oracle Database 10g」および「Oracle Real Application Clusters 10g」を搭載することで、信頼性の高いLinuxベースのデータベースシステムを実現するという。

 低価格クラスタを実現する「ローエンド・クラスタ」、2ノード構成の「ミッドレンジ・クラスタ」、4ノードまで拡張可能な「ハイエンド・クラスタ」の3種類が用意された。エントリレベルからミッションクリティカルな分野にいたるまで、規模や用途に応じて選択できる。3社は今後3年間で100セットの販売を見込むという。

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