プロックスとレッドハット、ホスティング事業で提携

レッドハットとプロックスシステムデザインはホスティング事業での提携を発表した。これにより、プロックスはRed Hat Enterprise Linux ESの全バージョンを無償で標準提供する。

» 2005年08月29日 19時15分 公開
[ITmedia]

 レッドハットとプロックスシステムデザインは8月29日、ホスティング事業での提携を発表した。この契約に基づき、プロックスは、レッドハットとアドバンスド・ホスティングパートナー契約を締結、自社の専用レンタルサーバサービスのE-serverおよびハウジングのE-server AdvanceでRed Hat Enterprise Linuxを標準採用する。価格の改定はないため、事実上ユーザーはRed Hat Enterprise Linux ESを無償で利用できることになる。既存のユーザーにもRHELへの移行プログラムを用意する。

 プロックスではこれまで専用レンタルサーバサービスのOSに、Fedora Coreなどを採用していたが、ミッションクリティカルな業務に耐えうる安定性、セキュリティの向上、長期間のメンテナンスの提供を契約企業から強く求められていたため、レッドハットとのホスティングパートナー契約締結に踏み切った。アドバンスドパートナー契約を日本で締結した事業者はプロックスが3社目。4月にはいち早くat+linkが同様の発表をしている(関連記事参照)

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