IMlogic、IMのゼロデイ攻撃に対処する新サービス

IMlogicはIMへの攻撃を予想して先制措置を講じる新サービスを発表した。従来の定義ファイルによる対処より何時間も早く攻撃を阻止できると説明している。

» 2005年09月07日 08時29分 公開
[ITmedia]

 インスタントメッセージング(IM)を標的としたワームなどの攻撃が増えていることを受け、IMlogicは9月6日、ゼロデイ攻撃を予想して先制措置を講じる新サービス「Real-Time Threat Protection System」 (RTTPS)を発表した。

 RTTPSはIMlogicのIM ManagerにThreat Centerを統合してグローバルなコミュニティーのネットワークを確立し、IM攻撃に関する最新の情報を取得。企業のIMトラフィックを監視し、怪しいものや危険なものがあれば自動検出して隔離、IMワームやウイルスの感染を食い止める。

 従来のウイルス対策製品は、既知のウイルスのパターンを探すシグニチャベースのセキュリティに依存しているが、IMウイルスやワームはパターンが判明する前に非常に短期間で多数のマシンに感染する可能性があるとIMlogicは解説。RTTPSは、こうした製品でウイルス定義ファイルが更新されるより何時間も早く、リアルタイムでIM攻撃を阻止できると説明している。

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