住商情報システム、ラック開発の不正PC検知システムを販売へ

住商情報システムは、ラックが開発した不正PC検知/排除システム「IntraPOLICE Ver.3」の販売を開始する。

» 2005年09月13日 19時18分 公開
[ITmedia]

 住商情報システムは9月13日、ラックが開発した不正PC検知/排除システム「IntraPOLICE Ver.3」の総販売代理店として、販売/サポートを開始することを発表した。

 IntraPOLICEは、ネットワーク上に流れるARPパケットをチェックし、そこから得られたIPアドレスやMACアドレスの情報をあらかじめ登録してあるPCの情報と照合することにより、管理者に無断で持ち込まれる未登録PCや不正なPCを検知し、通報するシステム。持ち込みPCを迅速に見つけて排除することにより、ウイルス/ワームやボットの拡散を防ぐほか、情報漏えいのリスクを減らす。

 製品は、アプライアンスタイプの「IntraPOLICEセンサー」と、Webベースの管理ソフト「IntraPOLICEマネージャー」から構成されている。センサーを各セグメントに設置し、承認すべきPCを登録するだけで不正PC対策を行える点が特徴だ。また最新版では、発見された未承認PCに対して自動的に排除パケットを送信し、ネットワークから強制的に遮断することも可能となっている。

 いずれもオープンプライスだが、参考価格はIntraPOLICEマネージャーが40万9500円、IntraPOLICEセンサーは19万4000円。9月15日より、パートナーを通じて販売を開始する。

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