ニフティ、Brightmailの技術で迷惑メール判定精度を強化

ニフティは、企業向けの迷惑メール対策サービス「迷惑メールフィルター」の判定技術に、シマンテックの「Symantec Brightmail AntiSpam」を追加する。

» 2005年09月13日 20時11分 公開
[ITmedia]

 ニフティは9月13日、企業向けの迷惑メール対策サービス「迷惑メールフィルター」の機能を強化し、新たにシマンテックの「Symantec Brightmail AntiSpam」を迷惑メール判定技術に追加することを発表した。

 迷惑メールフィルターは、同社が2004年10月より提供してきた企業向けの迷惑メールフィルタリングサービス。これまでは、ニフティが独自に開発した迷惑メール判定技術に、迷惑メールの特徴を学習していくことで判定精度を高めていく「学習型フィルター」を組み合わせることで、迷惑メールかそうでないかを判定していた。迷惑メールと判断されたメールは、専用のフォルダに振り分ける仕組みだ。

 新たに追加されるSymantec Brightmail AntiSpamでは、シマンテックが世界20カ国以上に設置した「おとりメールボックス」に送られてくるスパムメールの情報を収集、分析し、99.999%以上の検知精度を実現するという。すでにニフティの会員向けサービスである「迷惑メールフォルダー」でも実装済みの技術だ。

 ニフティでは今回の機能強化により、さらに高精度な迷惑メールの判定、振り分けが可能になるとしている。初期費用が1ドメイン当たり5万2500円、月額費用が1アカウント当たり263円で、100アカウントから受け付ける。

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