KDDIが10月より法人向けにセキュリティ付加サービス、損害補償制度も

KDDIは10月1日より、法人向けインターネット接続サービス「KDDIインターネット」の付加サービスとして、損害補償制度を備えた「セキュアライン」の提供を開始する。

» 2005年09月22日 18時57分 公開
[ITmedia]

 KDDIは10月1日より、法人向けインターネット接続サービス「KDDIインターネット」の付加サービスとして、損害補償制度を備えたセキュリティ対策サービス「セキュアライン」の提供を開始する。

 セキュアラインには、ウイルス対策やURLフィルタリングといった基本的な対策をサービスとして提供する「Non-BOXタイプ」と、専用の「セキュア・ボックス」を設置してファイアウォール/IPS(不正侵入防御)といった機能を提供する「BOXタイプ」の2種類がある。いずれも、顧客側で個別にシステムを構築することなく利用できる、マネージドサービスとして提供される。

 このうちBOXタイプでは、ウイルス/ワーム対策やスパム対策に加え、WinMXやSoftEtherといったP2Pアプリケーションの利用を抑止する機能が提供される。さらに、東京海上日動火災との協力により「セキュリティ補償制度」が提供される仕組みだ。サービス利用中にセキュア・ボックス経由で個人情報漏えい事故が発生した場合の賠償金や不正アクセスが発生した場合の営業継続費用が補償される。

 価格は、BOXタイプは月額5万7750円、URLフィルタリング機能を利用する場合は7万8750円。Non-BOXタイプは月額3150円で、URLフィルタリング機能を利用する場合は2万4150円となる。また初期導入費用は、セキュアライン設定工事費が3150円、URLフィルタリング設定工事費は1050円。BOXタイプの場合はこれに、セキュア・ボックス設定工事費として9万8910円が必要となる。

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