「Oracle DBにいらっしゃい」、Accessからの移行アセスメントを無償で提供

日本オラクルは、マイクロソフトのAccessからOracle Databaseへの移行を検討している企業に対し、移行アセスメントサービスを無償で提供する。

» 2005年09月27日 21時26分 公開
[ITmedia]

 日本オラクルは9月27日、マイクロソフトのデータベース管理プログラム「Access」から、同社の「Oracle Database」への移行を検討している企業に対し、移行アセスメントサービスを無償で提供することを発表した。

 移行アセスメントサービスでは、顧客が運用しているAccessファイル(MDBファイル)のサンプルを日本オラクルが預かり、実際に移行作業を行ったうえで結果と手順、さらに問題がある場合はその解決策をレポートする。実際の移行作業は、同じく無償で提供されるツール「Oracle Migration Workbench」(OMWB)を用いて行われるが、OMWBが作成する移行スクリプトもサンプルとして提供される。

 同サービスは、日本オラクルのオンライン営業拠点である「オラクル・ダイレクト」によって実施される。サービス実施には、Accessのファイル受領後10営業日程度を要する。

 ターゲットは、パフォーマンスなどの面で不安を抱きながらも、フロントエンドのアプリケーションには手を付けたくないと考える企業顧客だ。日本オラクルでは、このサービスを通じてデータ移行の際に起こりうる問題をあらかじめ検証し、手順を確認できるため、顧客が移行作業を行う際に問題が発生するリスクを最小限に抑え、作業工数を大幅に削減できるとしている。

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