Apptopiaは、米国の生成AIチャットbot市場でClaudeのモバイル日次利用者数が2026年初来1100%増となり、ChatGPTとの差を縮小したと公表した。ChatGPTは12%減、Copilotは60%減。Claudeは利用時間でも優位性を示した。
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Apptopiaは2026年6月3日(現地時間)、米国の生成AIチャットbot市場に関する最新データを公表した。調査によると、「Claude」のモバイルアプリ日次利用者数(DAU)は2026年初から5月までに約1100%増加した。「ChatGPT」は同期間に12%減少し、コンシューマー用途の「Copilot」は60%減となった。市場全体の日次利用者数は2カ月連続で減少した。
市場規模の推移を見ると、2025年9月から2026年3月にかけて拡大傾向が続いたものの、4月と5月は縮小した。市場シェアではChatGPTが首位を維持したが、2025年9月の約51%から2026年5月には約37%へ低下した。Claudeは年初時点で小規模だったが、5月には約17%のシェアを獲得した。
年初からの成長率ではClaudeが突出した伸びを示した。「Gemini」は13%増で着実な拡大を続けた。「DeepSeek」はおおむね横ばいで推移した。ChatGPTは減少し、「Grok」は年初から上下動を経て5月時点では年初水準を下回った。「Perplexity」は2026年3月に一時上昇したものの、同年5月時点ではほぼ横ばいとなった。「Copilot」は同年3月以降の落ち込みが大きく、同年5月時点で年初比約60%減となった。
利用者の重複状況において、ClaudeがChatGPTの利用者を直接奪っている構図は確認されなかった。ChatGPT利用者のうちClaudeも利用する割合は2026年1月の1.4%から同年5月には3.7%へ上昇した。同時に、Claude利用者のうちChatGPTも利用する割合も58.3%から65.8%へ拡大した。
Grok利用者とClaude利用者の重複率は年初来171%増となり、2026年5月時点で11.1%に達した。Grok利用者とChatGPT利用者の重複率には大きな変化が見られなかった。
利用時間の分析において、Claudeの利用者が高い関与度を示した。1日当たり平均利用時間は2026年1月の30分超から同年5月には20分台後半となったものの、他のサービスと比べ高水準を維持した。Grokは同年5月時点で30分超となり、利用時間が伸長した。ChatGPTは20分台前半で推移し、やや低下した。Perplexityは15分前後、Copilotは20分台後半で推移した。
Apptopiaのトム・グラント氏(リサーチ担当バイスプレジデント)は、「Claudeの成長は単なる利用者数増加ではなく、実際の利用の深さを伴う点が特徴だ」と指摘した。特に利用頻度の高い利用者層では、1日当たり2時間超を費やす例もあり、他のサービスへの移行が起こりにくい状況がうかがえるとした。
AIチャットbotアプリ全体の利用時間は、全モバイルアプリ利用時間に占める割合で前月比約8%減となった。これは過去1年間で最大の月間下落幅だった。ただし前年同月比では105%増を維持した。
Apptopiaのパネルデータによれば、米国のスマートフォン利用者の約43%は、依然として生成AIチャットbotアプリを利用した経験がないという。
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