M1000を利用「スマートBizキット」の商用サービス開始

» 2005年10月03日 22時41分 公開
[ITmedia]

 NTTコミュニケーションズは10月3日、NTTドコモのビジネスFOMA「M1000」を利用した「スマートBizキット」の提供を開始した。

 「M1000」と生産性向上のためのアプリケーションを連携させ、オフィス内外のコミュニケーションを1台の端末でサポートするワンストップソリューションで、NTTコミュニケーションズとNTTレゾナントが、本年7月より実施しているマーケットトライアル(7月7日の記事参照)での評価をもとに、商用サービスとして本格展開するもの。

 セキュリティ対策と運用管理をパッケージ化したASP型サービスとして提供され、外出先からの添付文書付き社内メールやグループウェアの閲覧、国内外を問わないリモートアクセス、遠隔操作による端末操作のロックやデータ削除などが行える。また、天気、地図、路線、ニュース、ブログ・Webメールなど「goo」の様々な機能、グループウェアなどのビジネスマン向けコンテンツを、スマートフォン向けにパッケージ化した「goo for SmartPhone」、操作性を向上させるランチャーなど、様々なツールが提供される。

 利用料金は「スマートBizキット」100IDで、基本サービス、遠隔ロック・削除機能、新着メール通知機能を利用する場合、初期費用が12万6000円、月額利用料が19万7190円など。

 今後は音声、データをIP統合した企業へのスマートオフィスの提供、モバイルセキュリティ機能の強化、映像/音声コミュニケーションサービスの提供、業務アプリケーションツールとの連携強化、ビジネスコンテンツの充実などの展開を行っていくという。

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