10月のMicrosoft月例パッチは9件

10月の月例アップデートに含まれる9件のパッチのうち、1件はWindowsに関連した「緊急」のバグを修正するものだ。(IDG)

» 2005年10月07日 09時11分 公開
[IDG Japan]
IDG

 静かな9月の後、Microsoftは10月の月例セキュリティアップデートの一環として、9件のセキュリティフィックスを計画している。そのうち1件は、「critical(緊急)」と評価されたものだ。

 パッチのうち8件はWindowsのアップデートだとMicrosoftのWebサイトには書かれている。

 残る1件のアップデートはWindowsとExchangeの両方に適用されるもので、「important(重要)」と評価されている。

 これらのバグのパッチ(Microsoftは「アップデート」と呼ぶ)は、Microsoftの月に1度のパッチリリースサイクルの一環として提供される。Microsoftはほとんどのパッチを毎月第二火曜日にリリースしており、セキュリティ専門家に「Patch Tuesday」として知られるようになっている。

 Microsoftはまた、Windows Update、Microsoft Update、Windows Server Update Services、Download Centerで「Microsoft Windows Malicious Software Removal Tool」のアップデート版もリリースする。ただしこのツールはSoftware Update Servicesでは配布されない。

 同社は9月のパッチデーに、1件のフィックスをリリースすると予告したが、その翌日に「品質」の問題からそれをキャンセルしたとMicrosoftの広報担当者は話す。

 10月11日のアップデートに関する発表はここを参照。

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