次期「CWAT」はセキュリティ監査や日本版SOX法への対応も支援

インテリジェント ウェイブは2006年2月に、情報漏えいを防ぐセキュリティ製品「CWAT」の次期バージョンを出荷する。

» 2005年10月26日 22時20分 公開
[ITmedia]

 インテリジェント ウェイブ(IWI)は10月26日、企業内クライアントPCの挙動とネットワークトラフィックを逐一監視することによって情報漏えいを防ぐセキュリティ製品「CWAT」の次期バージョンを2006年2月に出荷することを発表した。情報漏えい対策だけでなく、情報セキュリティ監査や日本版SOX法への対応などをにらんで提供していくという。

 CWATは、ネットワーク内部の端末とトラフィックの両方をリアルタイムに監視し、ポリシーに違反する行動や不審な操作を発見、防止することによって情報漏えいを防ぐ。システムから取得したログを監査に活用することも可能だ。

 IWIによると、2006年1月に正式発表予定の次期バージョン(コードネームは「スカイビーン」)では、PCの不審な操作をより確実に検知、防止するために、性能を向上させた特異挙動検知エンジンを搭載する予定だ。また、社内の複数のクライアント上に分散している個人情報を自動的に検知したり、操作を遮断する機能がサポートされるほか、利便性を視野に入れ、禁止されている操作の一時的な利用を承認するといったことも可能になるという。

 さらに、SOAをベースに、CWAT以外のさまざまなシステムと連携できるようになる計画だ。

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