ポリシーも「BTO」で、ALSIが情報漏えい防止アプライアンスを新方式で提供

ALSIは情報漏えい防止アプライアンス「DocumentSecurity AP」を、あらかじめユーザーの環境に合わせたポリシーを設定した形で提供する「Policy BTO」方式で提供する。

» 2005年10月26日 22時21分 公開
[ITmedia]

 アルプス システム インテグレーション(ALSI)は10月25日、情報漏えい防止アプライアンス「DocumentSecurity AP」を容易に導入できるよう、あらかじめユーザーの環境に合わせたポリシーを設定した形で提供する「Policy BTO」方式で提供することを明らかにした。

 DocumentSecurity APは、同社が提供する情報漏えい防止ソフトウェア「DocumentSecurity」を搭載したアプライアンス製品。ファイルやユーザー/グループ単位でアクセス制限をかけ、文書の重要度に応じて「強制暗号化」「ログアウトをさせない」などのルールを柔軟に適用することができる。また情報の外部流出を防ぐため、暗号化機能のほか、USBメモリやCD-Rなど外部デバイスへの書き込みや印刷といった操作を制限することも可能だ。

 もともと専任のシステム管理者を置く余裕のない中小企業をターゲットにした製品だが、導入/運用をさらに容易にするため、ALSI側でユーザー個々の環境に合わせたポリシーを設定した形で提供するPolicy BTO方式を採用。ユーザーが提出する「導入シート」の回答に基づき、最適なポリシーが設定された形で提供されるため、導入に当たって最も手間のかかる部分を省くことができる。

 ALSIは同時に、DocumentSecurity APの筐体のモデルチェンジも加えている。

 DocumentSecurity APの価格は、25クライアントで309万7500円から。ALSIでは中小企業や自治体を中心に、2005年度中に6億円の売り上げを目指す。

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