MSがフィッシング対策情報強化、MSN Search Toolbar正式版で提供

MicrosoftはCyotaなど3社から新たにフィッシングサイト情報の提供を受け、フィルター機能を強化。Windows Vista版のIE 7にもこの機能を取り入れる。

» 2005年11月18日 07時53分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは11月17日、Cyota、Internet Identity、MarkMonitorの3社から新たにフィッシングサイトに関する定期的な情報提供を受けると発表した。同日正式リリースしたMSN Search Toolbarのアドインとして盛り込み、フィッシング対策機能強化を図る。

 Microsoftは7月からフィッシング対策機能のPhishing Filterを導入。MSN Search Toolbarでこのアドインを利用すると、ユーザーがWebページを閲覧する際にフィッシングサイトのデータベースと照合する。データベースのURL情報は毎時数回にわたって更新されているという。

 Phishing FilterはMSN Search Toolbarのほか、今後登場予定のWindows Vista版Internet Explorer 7にも取り入れる。また、MSN HotmailとWindows Live Mail(β版)でフィッシング詐欺メール検出に使われているSmartScreen Technologyでも、Cyotaなど3社の情報を活用する。

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