日立アドバンストデジタル、Webメールサーバソフトに情報漏えい対策オプションを追加

日立アドバンストデジタルは、Webメールサーバソフト「GraceMail AS」のオプションとして、携帯電話のWebブラウザから電子メールを操作できるゲートウェイソフトなど2製品の販売を開始した。

» 2005年11月21日 18時43分 公開
[ITmedia]

 日立アドバンストデジタルは11月21日、Webメールサーバソフト「GraceMail AS」のオプションとして、携帯電話のWebブラウザから電子メールを操作できるゲートウェイソフトなど2製品の販売を開始した。

 GraceMailでは、これまで自動転送機能を利用して携帯電話からのメール操作を可能にしていたが、携帯電話の紛失や盗難によりメールデータが漏えいするリスクがあった。これを日立中国ソリューションズが開発したゲートウェイソフト「ぱっと読メール」と連携させることで、携帯電話のWebブラウザから電子メールを操作させ、端末自体にメールの情報を残さないようにした。また、携帯電話機の固体認証機能を備えており、登録された端末以外からのアクセスを防ぐことができる。

 同時に、システム管理者がGraceMail ASから送信されるメールの内容に禁止語句を設定することで、情報漏えいリスクを低減する「メール自動検閲機能オプション」も追加した。同機能は、禁止語句を含むメールを送信しようとすると、そのメールの送信を抑止したり、警告を発するようにできるもの。役職や属性に合わせたグループ単位での設定も行える。

 「ぱっと読メール for GraceMail」の価格は89万2500円、メール自動検閲機能オプションは10グループ/1サーバで26万0400円からとなっている。

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