三次元で脅威を防御、トップレイヤーが「Attack Mitigator IPS 5500」のソフトを強化

トップレイヤーネットワークスは同社のセキュリティ製品「Attack Mitigator IPS 5500」のソフトウェアをバージョンアップし、IM脅威保護機能などを追加した。

» 2005年11月25日 15時27分 公開
[ITmedia]

 トップレイヤーネットワークスは11月25日、ファイアウォールやIPS/IDS(不正侵入防御/検知システム)の機能を提供するセキュリティ製品「Attack Mitigator IPS 5500」のソフトウェアをバージョンアップした。同日より提供が開始されている。

 新バージョンのV4.10では、同社が「Three Dimensional Protection」(3DP:三次元防御)と称する新しい保護機能が搭載された。3DPでは、シグネチャやプロトコル正当性確認、利用ポリシーなどの複数の手法を用いて、ウイルス/ワームやトロイの木馬、不正アクセスを高い精度でブロックできるほか、DoS/DDoS攻撃に代表されるレートベース攻撃からシステムを保護するという。

 また、AOL Instant MessengerやYahoo! Messenger、MSN Messengerなど、インスタントメッセージングを経由して侵入を試みるウイルス/ワームをブロックするIM脅威保護機能もサポート。IM経由のファイル転送や帯域の無駄な消費を抑えることも可能という。

 管理面での強化も図られ、セキュリティイベントの表示/分析と発生源の特定などを行える「Attack Event Viewer」が追加された。

 Attack Mitigator IPS 5500の価格はオープンプライスで、参考価格は約295万円から。

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