マカフィー、企業向けスパイウェア対策機能を単体で提供

マカフィーは、企業向けスパイウェア対策ソフト「McAfee AntiSpyware Enterprise」を12月20日より販売開始する。McAfee VirusScan Enterpriseなどの追加機能として提供されていたが、単体でも発売される。

» 2005年12月19日 15時51分 公開
[ITmedia]

 マカフィーは、企業向けスパイウェア対策ソフト「McAfee AntiSpyware Enterprise」の販売を12月20日より開始する。

 同製品は、統合セキュリティソフト「McAfee VirusScan Enterprise 7.1/8.0」やマネージドセキュリティサービス「McAfee Managed VirusScan plus AntiSpyware」における追加機能モジュールとしても提供されているもので、今回は単体でのリリースとなる。

 AntiSpyware Enterpriseの特徴は、スパイウェア、アドウェア、ダイヤラー、キーロガー、Cookie、リモートコントロールツールといったPUP(Potentially Unwanted Program:不審なプログラム)がシステムにインストールされるよりも前に検出・駆除する「オンアクセススキャン」機能。PUPが最初に自身のインストールを試みる際に不審な振る舞いを識別することで、拡散をプロアクティブに防ぐことができる。

 ポリシー管理やレポーティングなどのセキュリティ管理は、「ePolicy Orchestrator」や「ProtectionPilot」と組み合わせて集中的に行える。

 稼働OSは、Windows XP/2000/2000 Server、Windows Server 2003など。価格は税別で、1〜25ノードで3780円、26〜50ノードで3520円、51〜100ノードで3220円など。

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