エム・ファクトリー、BIOS認証システム「Phoenix TrustConnector」を販売

エム・ファクトリーは、フェニックステクノロジーズが提供する、BIOSレベルでの端末認証システム「Phoenix TrustConnector」の販売を開始した。

» 2005年12月21日 16時20分 公開
[ITmedia]

 エム・ファクトリーは12月21日、フェニックステクノロジーズと販売代理店契約を結び、BIOSレベルで端末認証を実現する「Phoenix TrustConnector」の販売を開始したことを明らかにした。

 Phoenix TrustConnectorは、PC固有のハードウェアやBIOS情報を用いて端末認証を行うデバイス認証システム。デバイスのプロファイルに基づいて認証を行うため、仮にHDDだけを盗み取って別のPCに搭載するといった仕掛けを施した場合、認証は失敗する。また秘密鍵などの重要なデータは、BIOSからしかアクセスできない特殊な領域に格納される仕組みだ。

 エム・ファクトリーではPhoenix TrustConnectorを内部情報の漏えい対策ソリューションの一部と位置付け、外部デバイスの利用をコントロールする「Safend」やアイピーロックスジャパンが提供するデータベースセキュリティ製品「IPLocks」などと組み合わせて提供。初年度で3万ライセンスの販売を目指す。

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