ウイルスとスパイウェアの両方をブロック、一元管理――CAが対策ソフト

コンピュータ・アソシエイツは、ウイルスとスパイウェアの両方に対処できる企業向けセキュリティ対策ソフト「CA Integrated Threat Management r8日本語版」を発表した。

» 2006年02月01日 19時44分 公開
[ITmedia]

 コンピュータ・アソシエイツは2月1日、ウイルスとスパイウェアの両方から端末を守る企業向けセキュリティ対策ソフト「CA Integrated Threat Management r8日本語版」(ITM r8)を発表した。

 ITM r8は、同社のウイルス対策専用ソフト「eTrust Antivirus r8 日本語版」(eTrust Antivirus r8)とスパイウェア対策ソフト「eTrust PestPatrol Anti-Spyware Corporate Edition r8日本語版」(eTrust PestPatrol r8)をひとまとめにした製品。ウイルス対策製品の機能拡張ではなく、はじめからスパイウェア対策に特化した製品を組み合わせることで、より強固な対策を実現する。

 eTrust Antivirus r8とeTrust PestPatrol r8は、それぞればらばらに運用、管理するのではなく、一元管理が可能だ。ポリシーやスキャンのスケジュール設定、アップデート状況などは、Webベースの管理インタフェースから一覧表示し、管理することができる。ウイルス/スパイウェアの検出統計やスケジュール・ジョブに関するレポート機能も備えている。

 さらに、セキュリティログ/アラートを一元的に集約するセキュリティ情報管理製品「eTrust Security Command Center」と連動することで、企業全体にまたがるセキュリティ管理や対策を実現できるとしている。

 ITM r8の対応プラットフォームはWindows NT 4.0、2000、XPおよびWindows Server 2003。価格は、100ライセンス購入の場合で1ライセンス当たり4100円となっており、3月上旬より出荷を開始する。

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