USBメモリの利用と情報保護を両立、プロトンがバンドル製品

プロトンは、クライアントPCの外部デバイスの利用を制御するソフトに、暗号化アプリケーションを内蔵したUSBメモリをバンドルした「DeviceLock V5.7 セキュリティパック」を発表した。

» 2006年02月06日 15時37分 公開
[ITmedia]

 プロトンは2月6日、クライアントPCの外部デバイスへのアクセスコントロールを行う情報漏えい対策ソフト「DeviceLock V5.7」に、暗号化アプリケーションを内蔵したUSBメモリ「CRYPTY U」をバンドルしたセキュリティ製品「DeviceLock V5.7 セキュリティパック」を発表した。

 DeviceLock V5.7では、「DeviceLock Manager」で設定したポリシーに沿って、クライアントPCでのポートや外部デバイスの利用をコントロールする。CD-R/DVD-Rやテープドライブのほか、USBメモリや無線LANなどについても制御が可能だ。

 DeviceLock V5.7 セキュリティパックでは、これに、シーフォーテクノロジーが開発した暗号化アプリケーションを内蔵したUSBメモリ、CRYPTY Uを組み合わせて提供する。

 DeviceLock側のホワイトリスト機能を利用し、CRYPTY Uのみにアクセス許可を与えることで、データの持ち運びに便利なUSBメモリの利用を完全に禁止することなく、セキュリティ対策を実現する。CRYPTY Uではメモリ内に保存されたデータをすべて暗号化するため、万一盗難、紛失に遭った場合でも情報漏えいのリスクが少ないほか、「個人情報漏えい賠責保険」が付帯している。

 DeviceLock V5.7 セキュリティパックの価格は、10クライアントの場合で15万7500円から。2月8日より販売を開始する。

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