日立システム&サービス、シスコの脅威管理製品「CS-MARS」を販売

日立システムアンドサービスはシスコと提携し、セキュリティ脅威管理製品「CS-MARS」を中心としたセキュリティソリューションを提供する。

» 2006年02月07日 16時25分 公開
[ITmedia]

 日立システムアンドサービスは2月7日、セキュリティ脅威管理製品「CS-MARS」(Cisco Security Monitoring, Analysis and Response System)を中心としたソリューション提供に関してシスコシステムズと提携を結んだ。

 CS-MARSは、シスコの不正侵入検知システム「Cisco IPS」をはじめとするネットワーク上のさまざまな機器からログ情報を収集し、相関分析を加える、マルチベンダー対応の情報把握/分析ツール。把握した脅威を緩和するためのポリシーを各機器に配信し、被害の拡大を防ぐ機能も備えている。

 日立システムアンドサービスは提携にともない、シスコのゴールドパートナーである日立インフォメーションテクノロジーと連携してCS-MARSの取り扱いを開始する。また、シスコの「マネージド・セキュリティ・パートナー」として、セキュリティ脅威管理市場の啓蒙、プロモーション活動を協力して進めていく。

 今後は、不正アクセスの状況を追跡し、証拠能力を保持した分析レポートを作成するソリューションや、不正アクセスが発生した場合の緩和措置/緊急対策を提供するソリューションなど、セキュリティ脅威管理に関するサービスを拡大し、セキュリティソリューション「Prowise.Security」を強化していく計画だ。

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