日立ソフトは、ファイアウォールやプロキシサーバが出力するログを収集、分析する「NetInsight II Security Reporting Center」「NetInsight II Firewall Suite V5.0」の販売を開始した。
日立ソフトウェアエンジニアリングは、ファイアウォールやプロキシサーバが出力するログを収集、分析してレポートするソフトウェア製品、「NetInsight II Security Reporting Center V3.0」と「NetInsight II Firewall Suite V5.0」の販売を開始した。
両製品はもともと、米NetIQより「Security Reporting Center」「Firewall Suite」として提供されていた。日立ソフトは2005年9月に、NetIQから両製品の開発/改変権および販売権を取得。独自に機能改善、追加を行った上で、システム統合監視システム「NetInsight II」のラインアップに追加して提供する。
NetInsight II Security Reporting Centerは複数管理者向け、NetInsight II Firewall Suiteは単一の管理者向けの製品だ。いずれも、複数のファイアウォールやプロキシサーバのログ情報を収集、分析し、帯域の利用状況やセキュリティイベント、URLアクセスなどのネットワーク状況をレポートする。
NetInsight IIシリーズとして提供される新バージョンでは、ヘルプの日本語化が図られたほか、サポート対象ファイアウォールが拡大し、Microsoft ISA ServerやCheck PointのNGXなどに対応した。
同社は両製品によって、IT管理者に負担をかけることなくネットワークの活動状況を常に把握できるとしている。価格は、監視対象となるファイアウォール/VPNやプロキシの台数によって異なり、1台当たり55万6500円。
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