フェニックス、BIOS用いたデバイス認証ソフトの新バージョン

フェニックステクノロジーズは、BIOSを用いたデバイス認証ソフトウェアの新バージョン「Phoenix TrustConnector 2」の提供を開始した。

» 2006年02月09日 19時43分 公開
[ITmedia]

 フェニックステクノロジーズは2月7日より、BIOSを用いたデバイス認証ソフトウェアの新バージョン「Phoenix TrustConnector 2」の国内パートナー向けの提供を開始した。

 Phoenix TrustConnectorは、CSS(BIOS)を用いて、ネットワークに接続されるPCを認証するデバイス認証ソフトウェア。ハードウェア情報と紐付いた形でデバイスキーを生成し、それをマザーボード上の安全な場所に格納する。この鍵を盗み出したり、コピーすることは困難で、強固なデバイス認証を可能にする。

 新バージョンでは、Trusted Platform Module Crypto Service Provider(TPM CSP)対応機能が追加された。デバイスでTPM CSPが検出されると、自動的にTPMの暗号化サービスとキーストレージを使用し、その端末にとって最も安全なデバイス認証を実現するという。

 同社はPhoenix TrustConnector 2により、仮に攻撃者が有効なID/パスワードを持っている場合でも、保護されたシステムへのアクセスを防ぐことができるとしている。

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