教育委員会が保護者に緊急情報を一斉配信――NECが新サービス

NECは、電子メールで教育委員会が学校や保護者に緊急連絡を一斉送信できるサービスを開始した。児童・生徒が登下校時に事件や事故に遭遇するケースが増加。緊急情報の共有を迅速化し、子供の安全を確保したいというニーズが高まっているという。

» 2006年02月13日 13時39分 公開
[ITmedia]

 NECは2月13日、電子メールで教育委員会が学校や保護者に緊急連絡を一斉送信できる「学びの扉 緊急連絡網サービス」を開始した。

 地域、警察、学校などから寄せられた不審者情報、防災情報などを、教育委員会の担当者が保護者や学校に一斉メール配信できるサービス。近年、児童・生徒が登下校時に事件や事故に遭遇するケースが増加しており、教育委員会を中心に緊急情報の共有を迅速化することで、子供の安全確保を実現したいというニーズが高まっているという。

 メール配信システムには、「BIGLOBE メール配信ASPサービス」を利用し、最大100万人規模の対象者に同報メールによる通知が可能。ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)を取得したデータセンターで運用されるため、個人情報の保護を含めた強固なセキュリティ管理体制を実現しているという。

 サービス提供価格は、登録アドレス数5000件までで月額3万3000円(税別)から。

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