PCが外部に持ち出されたかどうかを判定して簡易検疫、インテリジェント ウェイブ

インテリジェント ウェイブは、PC端末が外部に持ち出されたかどうかを判定し、不正プログラム侵入のリスクを抑える「LoginSafer」を発表した。

» 2006年03月13日 19時18分 公開
[ITmedia]

 インテリジェント ウェイブは3月13日、PCが社内ネットワークにログインする前に、その端末が外部に持ち出されたかどうかを判定し、ウイルスやトロイの木馬といった不正なプログラムが社内に持ち込まれるリスクを抑えるセキュリティソフト「LoginSafer」を発表した。

 LoginSaferは、PC起動時に、その端末が直近に外部に持ち出されたかどうかをチェックするソフト。もし外部に持ち出されていることが判明した場合は、ウイルス対策ソフトを内蔵したUSBメモリ「Cshieldstick V」を用いてウイルス検査、駆除を行ってからはじめて、社内ネットワークへの接続を許可する仕組みだ。ただし、セーフモードで起動した場合はサポートしない。

 特徴は、大掛かりな仕組みを必要とせず、安価に検疫ネットワークを構築できること。すでにサードパーティー製のウイルス対策ソフトを導入している場合、それらとの併用も可能だ。また、インテリジェント ウェイブの情報漏えい対策ソフト「CWAT」「CWAT3i」と連携することもできる。

 LoginSaferの対応OSはWindows 2000/XPで、価格は、LoginSafer 1ライセンスとCshieldstick Vを組み合わせた場合で1万5900円から。

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