電机本舗、PC向けセキュリティソフトにWinnyインストール禁止機能を追加

電机本舗は、ドライブの暗号化やファイル読み書きの制御を行うPC向けセキュリティソフト「PeopleLock&Commander Ver2」に、Winnyのインストールや実行を禁止する機能を加えることを発表した。

» 2006年03月15日 17時38分 公開
[ITmedia]

 電机本舗は3月13日、HDDやCD-R/DVDといった外部ドライブの暗号化や読み書きの制御を行うPC向けセキュリティソフト「PeopleLock&Commander Ver2」に、P2P型ファイル共有ソフト「Winny」のインストールや実行を禁止する機能を加えた「PeopleLock&Commander Ver2 SP1」を発表した。

 PeopleLock&Commander Ver2は、USBメモリの抜き差しに応じてデータの暗号化やファイル読み書きの禁止、新規ソフトウェアの持ち込み/インストールの禁止と操作履歴の記録を行い、情報漏えい対策を行うセキュリティソフトだ。

 新たにリリースされるサービスパック(SP1)では、Winnyのインストール/実行を禁止する機能が追加されるほか、私用PCがウイルスに感染して情報が流出することを防ぐため、Winnyの「外部公開フォルダ」への書き込みを禁止する機能を提供する。さらに、exe形式の実行ファイルによる書き込みを遮断する機能も提供されるという。

 PeopleLock&Commander Ver2の価格は4980円。SP1は3月20日より同社Webサイトで提供される。電机本舗はさらに、Winny経由の情報流出に備えた機能だけを抜き出した「Winny用セキュリティキット」を、フリーウェアとして配布するという。

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