シマンテック、「Winny検索ツール」を無償配布

シマンテックは、P2P型ファイル共有ソフト「Winny」のプログラム本体やプロセス実行の有無を検査する「Winny検索ツール」の無償配布を開始した。

» 2006年03月22日 15時39分 公開
[ITmedia]

 シマンテックは3月22日、P2P型ファイル共有ソフト「Winny」がPC上で起動しているか、またプログラム本体がディスク上に存在しているかどうかを確認できるツール「Winny検索ツール」の無償配布を開始した。

 Winny検索ツールは、ウイルス対策ソフト同様、シグネチャを元にWinnyプログラム本体やプロセスの有無を検査するツール。仮にユーザーがWinny本体のファイル名などを変更していたとしても検出が可能だ。ツール本体は「WinyAudt.exe」という実行ファイルで、検査結果はツールと同一のフォルダに「WinyAudt.log」というログとして出力される。

Winny検索ツール Winny検索ツールの実行結果の例

 また、エンドユーザーが直接検査ツールを起動するといった使い方のほか、コマンドラインからの実行も可能だ。ログインスクリプトを利用して一斉検査を行えるほか、オプションとして、エンドユーザーにそれと知られず検査を行う「サイレントモード」も選択できる。

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