日本ベリサイン、セキュリティ機器の運用/監視のアウトソーシングサービス

日本ベリサインは4月1日より、ファイアウォールやIDS/IPSといったセキュリティ機器の運用、監視をアウトソースする「ベリサイン マネージドセキュリティサービス」を開始する。

» 2006年03月28日 13時03分 公開
[ITmedia]

 日本ベリサインは4月1日より、ファイアウォールや不正侵入検知/防御システム(IDS/IPS)といった企業のセキュリティ機器の運用、監視をリモートから実施する「ベリサイン マネージドセキュリティサービス」を開始する。

 ベリサイン マネージドセキュリティサービスは、日本ベリサインのSOC(セキュリティオペレーションセンター)から顧客ネットワークに配置されたセキュリティ機器の状況を24時間365日体制で監視し、必要に応じて警告を発したり、障害対応を支援するサービスだ。機器が正常に動作しているかどうかはもちろん、重要なイベントやセキュリティ侵害が発生した場合は顧客に警告を発する。

 サービスには、監視対象となる機器によって「ファイアウォール監視管理サービス」「IDS監視管理サービス」「IPS監視管理サービス」の3種類がある。ファイアウォール監視管理サービスはCheck Point Software TechnologiesとNetScreenの製品に、IDS監視管理サービスではInternet Security Systemsの製品に対応する。

 特徴は、顧客企業側に設置される情報収集/分析アプライアンス「SDA」(Security Defense Appliance)と、情報管理アーキテクチャ「TeraGuard」により、デバイスが発するさまざまなデータの収集、分析と優先順位付けが可能なこと。これにより、誤検知を軽減しながら、本当に深刻な脅威を発見し、適切な対策を講じることができるという。また、米VeriSignが管理するインターネットインフラサービスから収集したセキュリティ脅威情報も反映されるという。

 企業が独自にセキュリティ専任スタッフを確保し、自社で管理を行うとなると相応のコストが必要になるが、これらの作業をアウトソーシングサービスとして提供することで、コスト削減とセキュリティレベルの向上を支援するという。

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