アークン、Winny本体の検出ツールをフリーウェアとして提供

アークンは、P2P型ファイル共有ソフト「Winny」本体の検出、削除を行えるツール「ScanIF Winny対応版」を、フリーウェアとして提供している。

» 2006年04月04日 17時58分 公開
[ITmedia]

 アークンは4月3日より、P2P型ファイル共有ソフト「Winny」本体の検出、削除を行うツール「ScanIF Winny対応版」を、フリーウェアとして提供している。同社Webサイトより無償でダウンロード可能だ。

 ScanIF Winny対応版では、Winny初期バージョンからバージョンv1.14、改造版の「WinnyP v2.0β7.26」まで、約80種類のWinnyプログラムの検知が可能だ。スキャンを実行すると圧縮ファイルのほか、解凍後の「.exe」「.dll」ファイルを検出する。ScanIF Winny対応版がインストールされたPC内だけでなく、そのPCと同一セグメント上にあるネットワークの共有フォルダについてもスキャンが可能だ。

 なおアークンは同時に、マルウェア対策ソフト「AntiMalware」に、Winny検出用のシグネチャも追加し、提供を開始している。

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