ソリトン、システム統合管理ソフトにWinny自動削除機能を追加

ソリトンシステムズは企業向けのシステム統合管理ソフトウェア「e-Care」に、P2Pファイル共有ソフト「Winny」の自動削除を行う機能を追加した。

» 2006年04月04日 17時59分 公開
[ITmedia]

 ソリトンシステムズは4月4日、企業向けのシステム統合管理ソフトウェア「e-Care」に、P2Pファイル共有ソフト「Winny」の自動削除を行う機能を追加し、同日より販売を開始した。既存のe-Care 4.0ユーザーは無償でダウンロードできる。

 e-Careは、企業内の資産管理とサーバやネットワークの監視、さらにはクライアント端末のパッチ適用状況やウイルス対策ソフトのパターンファイル更新状況などを管理する統合パッケージ。管理用の「Manager」と、クライアント端末にインストールされる「Agent」ソフトから構成されている。

 Winny対策プログラムは、e-Care 4.0用の「アップデートパック5」として提供される。クライアントPC内のWinnyを発見すると、管理者への通知/承認といったプロセスを経ることなく自動的に削除する仕組みで、簡単にWinny対策を実施できるとしている。

 なおソリトンシステムズはe-Care以外に、PC操作ログ収集ツールの「InfoTrace」や認証/アクセス制御システムの「SmartOn」「SmartOn NEO」にも、Winnyの使用を検出する機能を追加している。

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